8/13公開のアメリカでの興収が思ったほどでなく（製作費6000万ドルに対して2818館でのオープニング興収は1000万ドルほど）、日本での公開が一躍危ぶまれることになった「Scott Pilgrim vs. the World」。公開は予定されていたが、町山智浩さんもラジオで言ったりしていたように、決まっていた公開が危うくなっています（今作のタイトルは仮題として「スコット・ピルグリム対セカイ（仮）」とします）。

アメリカで思ったよりもヒットしていない+原作のコミックが日本では知られていない+主要キャストの若い俳優が日本ではなじみが薄い（特に主役のマイケル・セラは主演作が何本もあるのに日本ではDVDスルーもしくはDVDすら出ていない状況）と三重苦のようになっています。＜各メデイアの絶賛評＞のページを見ていただければ分かるように、出来は相当素晴らしいですが、観たい映画を普通に観られる状況にするのには、まだまだ多くの方々の協力が必要なのは残念な状況です。「ホット・ファズ」と「ハングオーバー」の公開署名活動で、公開署名活動をすることはかなり疲弊することが分かっていますが（http://www.cyzo.com/2010/07/post_4880.html）、今作のために活動することにしました。

もし公開されても今のままではかなり小さな規模の公開で、普通の宣伝で注目もされずに終わってしまうでしょう（大規模公開でしたが、ヒットしなかった「ウォッチメン」のように）。公開されたとしても、事前にこの映画を知らしめるためのきっかけに、このWebを出来たらと考えています（原作の日本語翻訳版も出るようにまでもしたいと思っています）。

「スコット・ピルグリム対セカイ（仮）」を劇場のスクリーンで観たい！もしくは盛り上げるのに協力できる方は、このWebを友達などの回りの方々に少しでも知らせて署名いただけると助かります。よろしくお願いします。（わたなべりんたろう）